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滋賀・守山切断遺体 被告の女、母親の殺害を否認

 滋賀県守山市で平成30年、母親の桐生しのぶさん=当時(58)=を殺害し、切断した遺体を同市の河川敷に捨てたとして殺人や死体損壊、死体遺棄の罪に問われた長女の元看護師、のぞみ被告(33)の裁判員裁判の初公判が12日、大津地裁(大西直樹裁判長)で開かれた。のぞみ被告は殺人罪について「私は母を殺していません」と否認した。

 のぞみ被告は死体損壊罪と死体遺棄罪については認めており、殺人罪の成立や責任能力が争点となる。

 検察側は冒頭陳述で、解剖の結果、しのぶさんの遺体に自殺の痕跡はなかったと説明。「看護師になることを反対され、日常的に叱責を受けており、母親(しのぶさん)が邪魔だった」と殺害の動機を指摘した。

 さらに、事件の直前にインターネットで殺害の方法を調べていたことや、事件後に短文投稿サイトのツイッターに「モンスターを倒した。これで一安心」と投稿していたことなどを挙げ、「強い殺意に基づく計画的な犯行だ」と述べた。

 これに対し、弁護側は「しのぶさんは包丁で首を切りつけて自殺した」と主張。自殺したことを親族から追及されるのを免れるために遺体を損壊、遺棄したと説明した。その上で「(のぞみ被告は)精神障害の影響で状況の判断ができなかった」などとして、責任能力を争う姿勢を示した。

 この日の公判で検察側が示した証拠から、のぞみ被告がしのぶさんの遺体の一部をポリ袋に詰め、ごみの収集に出したことが判明。過去の日記に「娘に夢を押し付ける。(両親の)2人とも自殺か事故で死んだらと思う」と記していたことなども明らかになった。

 起訴状によると、のぞみ被告は30年1月20日ごろ、守山市の当時の自宅で、何らかの方法でしのぶさんを殺害。同年3月10日までの間に、遺体をのこぎりなどで切断し、胴体を近くの河川敷に遺棄したとしている。

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