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寝屋川監禁死初公判「小屋入れたのは療養目的」被告の両親が起訴内容否認

柿元愛理さんが監禁されていた現場の民家には、監視用のカメラとみられるものが取り付けられたまま=大阪府寝屋川市
柿元愛理さんが監禁されていた現場の民家には、監視用のカメラとみられるものが取り付けられたまま=大阪府寝屋川市

 大阪府寝屋川市の自宅のプレハブ小屋で10年以上にわたり長女の柿元愛里さん=当時(33)=を監禁し凍死させたとして、保護責任者遺棄致死と監禁の罪に問われた両親の泰孝(57)、由加里(55)両被告の裁判員裁判初公判が7日、大阪地裁(野口卓志裁判長)で開かれた。両被告は「監禁のつもりはなかった」と起訴内容を否認。弁護側は事件の背景に愛里さんの精神疾患があったとし、小屋に入れたのも療養目的だったと主張した。

 検察側は冒頭陳述で、両被告は小屋を施錠し、監禁後は一度も外出させなかったと主張。「(愛里さんに)幼少期から愛情を抱けず、同じ家に住みたくないと思っていた」と述べた。室温は小屋内で調整できず、死亡前は10度程度で、全裸で生活させて凍死させたとした。

 弁護側は、愛里さんが発達障害に加え、統合失調症の影響で自らを傷つけ叫ぶなど、暴れたために小屋に入れたと主張。「本人が望む安穏な生活をさせれば症状が緩和すると思った」と説明し「療養、精神的な安定のためだった」と監禁の意図を否定した。

 起訴状によると、平成19年3月ごろから寝屋川市の自宅敷地内で、内側から解錠できない二重扉と監視カメラを備えたプレハブ小屋に愛里さんを監禁。適切な室温管理をせずに全裸で生活させ、十分な食事を与えないなどし、29年12月に凍死させたとされる。

 事件は29年12月に両親の自首で発覚。遺体発見時の愛里さんの体重は19キロだった。

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