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東京パラ除外可能性の車いすバスケ、「先進地」関西で女子選手練習に励む

全日本女子選手権大会で6連覇を達成したカクテルの北田(13)と網本(15)。パラリンピックでも関西ゆかりの選手の活躍が期待される(上阪正人撮影)
全日本女子選手権大会で6連覇を達成したカクテルの北田(13)と網本(15)。パラリンピックでも関西ゆかりの選手の活躍が期待される(上阪正人撮影)

 8月25日に始まる東京パラリンピックは7日、開幕200日前を迎える。祭典が約半年後に迫る中、国際パラリンピック委員会(IPC)からの通告で、実施競技から除外される可能性が出ているのが、人気競技の車いすバスケットボールだ。実は、車いすバスケは関西とは縁が深く、特に女子は多くの日本代表選手を輩出したり、国際大会を開催したり-と、競技の“先進地”となっている。選手らは東京パラリンピックで競技が行われることを信じ、練習に励んでいる。

 ■競技の高潔性脅かす

 「クラス分けが国際基準を順守していない」。1月31日にIPCが発表した内容は、唐突だった。

 健常者のバスケと同じ広さのコート、同じ高さのゴールを使って行われる車いすバスケでは、チームのレベルを同一に保つために、選手の障害の程度により1・0~4・5点の「持ち点」が定められており、コートに入る選手5人の合計の持ち点が14・0点以下になるようにチームを編成しなければならない。

 今回、問題となったのは比較的障害の程度が軽い4・0と4・5の選手。4・0は「一方の下肢の機能に制限があるため、片側への体幹の側屈運動が困難」、4・5は「両側への動きをコントロールできる」と定義されているが、どんな障害が該当するのかは明記されていない。このため「競技の高潔性を脅かす可能性がある」(アンドリュー・パーソンズ会長)との疑義が生じたものとみられる。

 IPCの発表に対し、国際車いすバスケットボール連盟(IWBF)は「あらゆる手段を講じる。課題に取り組むため、全ての選手、チーム、各国の連盟に協力と理解を求める」(ウルフ・メーレンス会長)と反応。日本車いすバスケットボール連盟も玉川敏彦会長名で「IWBFより提示されるアクションプランが発表され次第、今後の対応を早急に検討します」とのコメントを発表した。

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