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テレビで引っ張りだこ 「なにわのエジソン」が“珍発明”にこだわる理由

 例えば、かぶり物に卓球のラケットがついており、顔や首を動かして卓球をするという「顔面ピンポン」は、他人を笑わせる典型的な珍発明品だ。一方、床に散らばる複数のピンポン玉を一気に拾えるゴムひもつきのかごや、片目だけ覆われた視力検査用メガネなどはひょっとしたら使えるかも…と思わせる。

 当初は企業などに売り込み、商品化で副収入を狙ったが「断りの連続。ボールペン1本が同封された丁重な断りの手紙もあった」(木原さん)。

関西から「負けてたまるか」

 けいはんな学研都市で知られる京都府精華町出身の木原さん。農家の次男として生まれ育ち、高校卒業後は大手企業で経理担当の社員として働いた。そんな木原さんが珍発明にのめりこむきっかけは昭和53年、40歳のときに書店で「発明は誰にでもできる」というテーマの本に出会ったことだった。そこには、主婦が考案した発明が商品化され、一獲千金を得たという実例が記されていた。

 「凡人に無縁と思ったが、僕も一獲千金は夢ではない」。影響された木原さんは賞金が出る発明コンテストに応募を重ね、55年にはフジテレビの珍発明コンテスト番組で3位入賞。60年の関西テレビの番組では、草履の裏にゴム印を張り、床に並べた年賀状にスタンプを押せる珍発明品「青竹踏みスタンプぞうり」で初めて優勝し、その後は週刊誌などで「なにわのエジソン」と紹介されるようになった。

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