PR

産経WEST 産経WEST

【大阪国際女子マラソン】ハーフ日本新のスピードランナーがペースメーカーに 新谷仁美「選手の力添えをしたい」

 今回ペースメーカーを引き受けたのも、東京五輪に自身と同じ気持ちで挑む選手たちの手助けをしたいと思ったからだ。ただ、2月にも5千メートルのレースを2本控えているため、コーチからは故障のリスクを心配する声も上がったが「ここで大役を引き受けたかった」と決意は固かった。

 こうした新谷選手の姿に、今回のレースに出場する選手たちの思いもひとしおだ。

 「ありがたい。能力ある選手だから」と話すのは、ベテランの福士加代子選手(37)。新谷選手とは12年ロンドン五輪に1万メートル代表として一緒に出場し、同じ思いを共有した間柄だ。2年前の大阪国際で優勝した松田瑞生選手(24)にとっても、新谷選手は中学生の頃から憧れたランナー。昨年9月のMGCで3位だった小原怜選手(29)は岡山・興譲館高の後輩にあたり、縁が深い選手は多い。

 今大会で新谷選手がペースメーカーを務めるのは12キロまでの予定。設定記録を突破できるハイペースで序盤から引っ張る覚悟で「大阪から最後の1枠が決まってほしい」。その思いは五輪を目指して走る選手たちの追い風になる。(宇山友明)

     ◇

 にいや・ひとみ 昭和63年2月26日生まれ、岡山県総社市出身。岡山・興譲館高時代は全国高校駅伝で1区で3年連続区間賞を獲得した。平成18年に故・小出義雄氏が指導する実業団の豊田自動織機に入り、マラソンにも挑戦。同24年の日本選手権の女子5千メートルで初優勝を飾り、その年のロンドン五輪にも出場した。翌年の世界選手権(モスクワ)は1万メートルで5位入賞。26年に引退を発表したが、30年に現役に復帰した。

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ