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【エエねん!この本】阪神大震災25年 災害の記憶を次代につなぐ

 持田 災害や事故、テロは怖い。でも生存者が何をしたか、パニックになった人はどう行動したかを頭にちょっとでも入れておくと、自分の身に危険が迫ったとき、取れる行動も変わると思うんです。表紙やタイトルのイメージとは違い、自分のこととして、前を向いて考えようという印象も抱きました。

 此川 過去から学ぶという点では、僕が選んだ『天災から日本史を読みなおす』(磯田道史著、中公新書)も同じです。磯田先生が記憶を継承、勉強するために書いた本で、災害を記録した古文書を読み解いたり、実際に現地に行ってみたりしています。歴史を学ぶ、過去の災害を知ることは「備え」になると思います。

 中川 そういうのを学校の歴史教育でも深く教えたらいいのに。

 此川 地元の歴史を学ぶ意味はこういうところにある気がしますし、災害への備えという点で書店ができることもあるのだなと気付かされました。

 持田 地域ごとにそういう本があるとありがたいですよね。

 渡部 「もう2冊」にある『呼び覚まされる 霊性の震災学』は中身が気になるタイトルです。

 此川 大学生たちが東日本大震災の被災地で調査してまとめた論文集です。興味深かったのはタクシーに乗せたはずの客がいなくなったという体験をした運転手がいる点です。

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