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【大相撲徳俵】成人式には出席できない宿命 相撲に打ち込む新成人の力士たち

成人の日の初場所2日目に、琴勝峰(左)は矢後を寄り切りで破った=両国国技館
成人の日の初場所2日目に、琴勝峰(左)は矢後を寄り切りで破った=両国国技館
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 12日に初日を迎えた大相撲初場所は熱戦が繰り広げられている。2日目が行われた13日は「成人の日」だったが、新成人の力士たちは普段通り、東京・両国国技館に通った。毎年、初場所と成人の日は重なっており、地元の成人式には基本的に出席することはできない。力士の宿命である。

 今年の新成人の出世頭は十両8枚目の琴勝峰(ことしょうほう)=佐渡ケ嶽部屋。成人の日は元幕内の矢後と対戦した。左四つになってがむしゃらに前に出て、時間をかけずに寄り切った。「自分から攻められてよかった」と笑った。

 千葉県柏市出身で、名門・埼玉栄高から角界の門をくぐった。190センチ、165キロの恵まれた体で組んでよし、離れてよし。将来を嘱望されている力士の一人だ。

 琴勝峰は成人式への出席をうらやましく思う時期もあったというが、今は「もうその段階は過ぎて、しようがないと思うようになった」。「成人式来ないの?」という地元の友人からの連絡にも、「ごめん、と断りました」と笑う。

 佐渡ケ嶽部屋では成人式に出席できない新成人のために、部屋でお祝いをするのが恒例になっている。今年も成人の日の夜に親方や力士らが集まり、赤飯や鯛の煮つけなどがふるまわれた。「成人として自覚を持って稽古に精進します」。琴勝峰は皆の前でこうあいさつしたという。

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