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島根立てこもり 緊迫の一夜明け住民から安堵の声

男が立てこもっていた「上田コールド」=1月15日午前10時23分、島根県出雲市(渡辺恭晃撮影)
男が立てこもっていた「上田コールド」=1月15日午前10時23分、島根県出雲市(渡辺恭晃撮影)

 島根県出雲市の運送会社「上田コールド」で起こった立てこもり事件は、発生から約18時間後の15日朝、人質になっていた女性が解放され、容疑者の男が確保された。静かな集落で起こった不可解な事件。「やっと安心して出歩ける」「人質が無事でよかった」。不安な一夜を過ごした周辺住民らは、一様に安堵の表情を浮かべた。

 同社と道路を挟んだ向かい側で、自動車修理業を営む男性(70)はテレビのニュース速報で人質が解放されたことを知ったといい、「夜中も警察官が周囲を警戒していて怖かった」と明かした。近くの女性(83)は「こんなに騒然とした街の雰囲気は初めて。昼間は(自宅に)1人なので早期解決を願っていた。今はほっとしている」と安心した様子だった。

 事件の影響は近隣の小学校にも及んだ。昨日から集団下校に切り替えた同市立神西小学校では、15日朝も集団登校を実施。保護者や教員らが見守る中、児童が登校した。木色泰樹(きいろ・やすき)教頭は「(事件現場の)会社から学校が近く、子供が巻き込まれないか不安だった。犯人も無事逮捕され、安心しました」とコメントした。

 ただ、逮捕された男の素性や動機は分かっていない。早朝から会社の様子を見に来ていた男性従業員(44)は「見覚えのない男だと聞いた。なぜこんな行動に出たのか分からないままなのは怖い」と不安そうだった。

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