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【阪神大震災25年 スポーツの力(上)】被災地を照らす「運命の子」 1・17生まれ大相撲「照強」

昨年7月、兵庫県南あわじ市初の「ふるさと応援大使」を委嘱された照強
昨年7月、兵庫県南あわじ市初の「ふるさと応援大使」を委嘱された照強
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名物の猛稽古に耐え

 初土俵は平成22(2010)年3月の春場所。身長169センチの小兵ながら、元横綱日馬富士や元関脇安美錦らを抱えていた大所帯の伊勢ケ浜部屋で相撲道を突き進んだ。特別な日に生まれたという意識が、関取衆でも20番以上申し合いを重ねる日がある名物の猛稽古を耐えさせた。

 28年11月の九州場所を全勝で制して十両に昇進。昨年3月の春場所で淡路島出身の力士としては53年ぶりとなる新入幕を果たした。

 7月には出身地の南あわじ市から、知名度アップに貢献してほしいと初の「ふるさと応援大使」に委嘱された。11月の九州場所も8勝7敗で勝ち越し、今年の初場所を幕内力士として迎えることができた。「幕内で自分の誕生日に土俵に上がるのは初めて。これも一つの運命かな」と照強。震災から25年となる今年は、自身にとっても入門から10年の節目の年。今後の相撲人生を懸けた重要な一年となる。

黙祷ささげ土俵に

 例年、誕生日の「1月17日」は初場所中。これまでも、その日の朝には欠かさず、震災の犠牲者に黙祷をささげてから土俵に上がってきた。だが、自身の相撲までは変えない。取組前に大量の塩をまき、持ち味のスピードを生かして攻める。「誕生日だからといって頑張るのではなく、一番一番大事に取っていきたい。自分自身が集中して相撲を取ることで、応援してくれる人にも恩返ししたい」。その気持ちが、ぶれることはない。

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