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金蘭会、3連覇ならず 宮部主将「気持ちが空回り」

試合に敗れた金蘭会の選手たち=11日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(鴨川一也撮影)
試合に敗れた金蘭会の選手たち=11日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(鴨川一也撮影)

 春の高校バレー、女子の準決勝1試合目。フルセットの末、最後はオーバーネットで金蘭会の3連覇の夢がついえた。主将の宮部愛(あ)芽(め)世(ぜ)(3年)はその瞬間をコート外で見届け「気持ちが空回りしてしまった」と唇をかんだ。

 再三の好レシーブに加え、宮部らの気迫の強打。第3セットは18-17から緩急をつけた宮部のスパイクなどで7連続ポイントを奪い、日本代表候補選出の貫禄も見せた。ただ、要所で細かなミスが出る。池条監督は「相手の気迫が上回ったということ」と敗北を認めるしかなかった。

 宮部の目標は「自分たちの代でも優勝」だったが、国体もインターハイも不完全燃焼だった。「うまくいかないこともたくさんあって、引退してしまいたいと思った時期もあった」と振り返る。それでも「成長した姿を見せて、恩返ししたい」との思いで必死にチームを牽(けん)引(いん)してきた。

 敗戦直後は「つらいときこそ、つらい顔を見せてはいけない」とまっすぐに前を見つめた主将。後輩たちへ「つないでいくバレーをつくる使命ができたんだと思う」とメッセージを送ると、一筋の涙が頬を伝った。(嶋田知加子)

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