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【瓦礫の教えはいま 震災25年】(1)救えた命救うため 災害医療を一変させた「阪神」

 生存者救出のタイムリミットとされる「72時間」や現場で救命の優先順位を判断する「トリアージ」、建物の耐震化、災害対応ロボット(レスキューロボット)の開発もその一例だ。

 救助人員を確保するため広域応援体制の整備も進んだ。7年6月には緊急消防援助隊が創設され、人命救助や補給、消火、指揮支援など専門の精鋭部隊が都道府県ごとに編成された。

 これまで東日本大震災や熊本地震など計40回出動。近年多発している豪雨災害などへの対応のため、今年度から新たに土砂風水害に特化した支援部隊を創設したほか、南海トラフ巨大地震も見据え、令和5(2023)年度までに登録隊員数を現在の2万4千人規模から3千人程度増強する計画だ。

DMATの誕生

 災害医療もまた、阪神から学び、大きく前進した。

 「入力する被災情報で、病院の安否確認や、必要な支援の判断ができる。正確な入力を心掛けて」

 昨年12月中旬、兵庫県災害医療センター(神戸市中央区)で行われた災害派遣医療チーム「DMAT」の隊員養成研修。広域災害救急医療情報システム「EMIS」の入力方法や通信手段の確保、トリアージの手法など、さまざまな救命医療の手法を伝える講師を務めるのは阪神大震災を経験した医療関係者たちだ。

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