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春高バレー 近江初戦敗退、課題は「人材の流出防止」

【高川学園-近江】第2セット、スパイクを放つ近江の青木雅浩(6)=5日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(萩原悠久人撮影)
【高川学園-近江】第2セット、スパイクを放つ近江の青木雅浩(6)=5日、武蔵野の森総合スポーツプラザ(萩原悠久人撮影)

 「ジャパネット杯春の高校バレー」として、武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)で熱戦が続く第72回全日本バレーボール高等学校選手権。滋賀県代表の男子・近江は1回戦で高川学園(山口)に逆転負け、2回戦から登場の女子・近江兄弟社は古川学園(宮城)に粘り届かず、ともに初戦で姿を消した。さまざまな課題が浮き彫りになった戦いぶりを振り返る。(花輪理徳)

 17年連続35度目の出場と、春高常連ともいえる近江だったが、今大会は4大会ぶりに初戦敗退し、全国の壁の高さを改めて実感させられる結果となった。トップレベルの中学生の県外流出も深刻な中、令和6年に滋賀県が舞台となる国民スポーツ大会(現国体)を見据え、高体連は中学生選手と交流の機会をつくるなど対策を進めている。

 一昨年大会の準々決勝。大会屈指の強固な守備から繰り出されるコンビバレーで勝ち進んでいた近江は、超高校級エースを2人擁する鎮西(熊本)の高い壁にはね返された。太田勝之監督は「これが限界なのか」と肩を落とした。

 その記憶を、呼び起こさせる初戦敗退だった。今大会は攻撃のバリエーションを増やそうと、セッターを2人投入するシステムを初めて導入したが、力強いサーブやバックアタックが持ち味の安平の負傷もあり、フルセットで高さに勝る高川学園に屈した。

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