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【脳を知る】「高齢者の頭部外傷」重大な脳損傷を招く場合も

 視力が低下し周囲の状況の把握が難しい高齢者では、暗い照明は転倒に直結します。段差をなくすためのスロープの設置も大切ですが、急な勾配にならないような工夫も大切です。睡眠導入剤や血圧を下げる薬を始めたばかりのときは、強い眠気や血圧の下がりすぎでふらつきを生じ、転倒する可能性もあり要注意です。

 このように高齢者の頭部外傷は重大な脳損傷を招きやすく、特に抗血栓薬の服用が加わるとなおさらです。また、たとえ軽傷であっても、認知面の低下や日常生活能力の低下を生じることが多いです。日常生活の中でも、高齢者の頭部外傷を予防する心がけが大切です。(和歌山・公立那賀病院副院長 脳神経外科  藤田浩二)

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