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ゴーン被告脱出 関空、保安検査義務付けなし 自家用機施設の盲点突く

 次に税関手続きがある。違法薬物や児童ポルノといった持ち出し禁止のものが入っていないかを確認したりするが、エックス線検査などは違法な持ち出しなどが疑われる場合に重点的に行っているのが実態。大阪税関関西空港税関支署は「エックス線検査などは必要に応じて実施している、としか答えられない」としている。

 最後に出国審査。乗客の顔とパスポートをチェックするが、ゴーン被告は音響機器用の黒い大きなケースに潜んでいたともされ、すでに「荷物」として乗り込んでいた可能性がある。大阪出入国在留管理局関西空港支局は「ゴーン被告は出国禁止リストに入っていた。どのように出たのか驚いている」とする。

 国土交通省によると、国際線でのプライベートジェットのうち企業や個人が商用目的で使用する「ビジネスジェット」の年間発着回数は拡大傾向で、平成23年の2639回から30年には5719回に伸びた。

 海外とのビジネス拡大や富裕層の訪日増加をにらみ、政府は駐機スポットの拡充や発着制限の緩和などの取り組みを進めている中、ゴーン被告はこうした「抜け穴」を巧妙に利用したとみられる。

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