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カニが主役の水族館入館者25万人超 人気の秘訣は黄金の…

世界最大のカニ「タカアシガニ」を見つめる子供=鳥取市
世界最大のカニ「タカアシガニ」を見つめる子供=鳥取市
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 鳥取県の水族館「とっとり賀露(かろ)かにっこ館」(鳥取市)の今年度の入館者数が昨年11月末時点で25万人を超え、過去最高だった平成27年度の26万846人を超えるのは確実となっているという。県特産の「松葉がに」などを紹介する同館がなぜ人気を集めているのか。好調な裏には、黄金に輝くある生物の存在も大きいという。

カニが主役

 同館は15年8月に開館した。コンセプトは「カニが主役の小さな水族館」。入館無料で、松葉がにをはじめ世界のカニ25種類約400匹、近海に生息する魚100種約700匹を飼育、展示している。

 目を引くのは世界最大のカニ「タカアシガニ」。日本周辺の深海に生息し、脚を広げた大きさは約4メートルにもなる。ほかにも、おいしそうな名前とは対照的に猛毒を持つ「スベスベマンジュウガニ」や、海藻やゴミを体に付けた「モクズショイ」といったユニークなカニも。

 2歳の孫と訪れた同市内の星見彰彦さん(82)は「身近で大きなカニや魚が見られるので孫が喜んでいる」と話していた。

 年間来館者数は16年度に21万3255人を記録。しかし、その後は伸び悩んでいた。

イベント仕掛け

 その水族館が29年度は23万8219人、30年度は25万6381人と近年入館者を増やし続けている。さらに今年度は、指定管理者制度を導入。運営が県から鳥取県観光事業団に引き継がれると、すべての月で前年を上回り、上半期の入館者数は過去最多の19万6948人を記録した。

 指定管理者制度の導入とともに週末や祝日に行う餌やり体験、工作教室などのイベントを有料化し、グッズやコーヒーなどを販売。年間の売り上げ目標は250万円だったが、既に450万円を上回っている。

 餌やりなどのイベントは毎回定員いっぱいになる盛況ぶりで、有料化による影響はほとんどみられないという。

(次ページ)人気を後押し「強運の持ち主」実は…

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