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4人家族で必要なのは1カ月48万円…京都総評の試算が呼んだ波紋

 調査では各世代での「普通」を次のような内容とした。1~3カ月に1度の日帰りの行楽(1回あたり5千~8千円)や年に1~2度の旅行(同6万~10万円)▽数カ月に1度の理美容店の利用(同千~1万2千円)▽中古の乗用車の所有(1カ月あたり維持費約3万7千円)▽子供が1年間学習塾に通う(中学生1学年につき平均29万4千円)▽夫が月に1度飲み会に行く(1回あたり4千円)-など、リアルな数字が並ぶ。

教育費が家計を圧迫

 こうした「普通」の生活を前提とした試算では、子供が成長するごとに教育費が家計を圧迫する実情が浮き彫りになった。30代は月に2万8千円、40代では3万9千円だが、50代では13万円にも跳ね上がる。うち約11万円は長男の大学進学に伴う費用だ。

 調査を監修した静岡県立大学短期大学部の中澤秀一准教授(社会保障論)は、「親が学費をまかなえず、学生の2人に1人は奨学金を借りている。学費のためにアルバイトをしている学生も増えている」と指摘する。各世帯でも必要な金額の満額を満たしているのは30~40代で半分程度といい、「逆にいえば半数は満たせていないし、50代ではそれが6割に上る」とする。

 その背景には、平成以降、下がり続ける賃金とは対照的に労働者全体のうち非正規雇用者の占める割合が増加し続けていることがあるという。

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