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関学大、敗戦も社会人王者相手に縮めた「11点」の差

富士通-関学大 第4クオーター、突進する関学大のQB奥野(左端)=東京ドーム
富士通-関学大 第4クオーター、突進する関学大のQB奥野(左端)=東京ドーム

 すでに敗色濃厚だった第4クオーター残り36秒、関学大は諦めずに攻める選択をした。3日、東京ドームで行われたアメリカンフットボールの日本選手権、ライスボウル。関学大はQB奥野からWR鈴木へのTDパスで14-38とした直後のキックオフで攻撃権を取りにいくオンサイドキックを選ぶと、WR阿部拓が狙い通り確保した。

 奥野が3本のパスを決め、富士通ゴール前へ迫る。残り5秒。ラストプレーのRB三宅のランは止められた。鳥内監督は「あそこで取りたかったな」。これがラストゲームとなる指揮官の目には光るものがあった。

 だが前半だけで7-28とリードされ、6回の反則で計28ヤードを喪失。鳥内監督は「ミスがあると勝負できない」と悔やむ。それでも試合後、「よう頑張った。下級生はまだあるから頑張れ。上級生は下級生に感謝しなあかん」と語りかけ、最後に「ありがとう」と告げてその場を離れた。

 前回大会は17-52と35点差で敗れた富士通に、今回は14-38の24点差。同じ敗戦でも、縮めた11点はこの1年の成長の証しでもある。大会4連覇の常勝軍団に立ち向かった勇気は、関学大の財産として受け継がれていくはずだ。(岡野祐己)

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