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特殊詐欺防止へ攻めの広報 桐生選手やムーディ勝山さんら起用 滋賀県警

完成したポスターを持つ桐生祥秀選手(県警提供)
完成したポスターを持つ桐生祥秀選手(県警提供)

 高齢者を狙った特殊詐欺が後を絶たない。滋賀県警によると、今年に入ってから今月18日までの特殊詐欺の発生件数は91件で、被害総額は約2億200万円と前年同期比で微減しているが、依然として高止まりしている状況。県警は被害を防ごうと、インパクトを追求した注意喚起を行っている。

 県警は新たに陸上男子100メートルで日本人初の9秒台を達成した桐生祥秀選手を特殊詐欺被害の防止ポスターのモデルに採用した。

 ポスターは「待て!犯人」の文字の横で桐生選手がスタートを構える構図となっており、「桐生選手なら犯人を一瞬で捕まえてくれそう。絶対に逃さないぞ、という意味を込めたデザインにした」(生活安全企画課の担当者)という。

 県警はこれまでも吉本新喜劇のお笑いタレントの末成由美さんを起用したポスターや現役捜査員の顔写真入りのチラシを作成するなど詐欺の撲滅に向けた啓発品を次々と開発してきた。

 同課の担当者は「真剣に考えてもらいたくても、スルーされてしまっては意味がない。一瞬で目を引くデザインになるようこだわっている」と説明する。

 県警は今月、「特殊詐欺被害防止キャラバン隊」を初めて創設。隊長には特殊詐欺グループの会合に出席し、約2カ月の謹慎処分を受けた草津市出身のお笑い芸人、ムーディ勝山さんが就いた。ムーディ勝山さんは自身の経験を踏まえ、「特殊詐欺被害を撲滅したい」との思いから無償で仕事を引き受けたという。

 ムーディ勝山さんは草津市の商業施設で開かれたトークショーに、隊員の滋賀県住みます芸人「ファミリーレストラン」とともに登場し、「怪しい電話は右から左へ受け流して」と、自身の持ちネタと絡ませながら注意喚起を行った。

 同課の佐倉幸男課長補佐は「特殊詐欺撲滅に向け、これからも県民の印象に残るような工夫を凝らしていきたい」と話している。

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