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ミカンの腐敗抑える新装置開発 和歌山の農家ら、来秋実用化へ

 参加したミカン農家、沢崎良樹さん(44)は「傷の付いたミカンを出荷しないよう常に目を光らせているが、小さな傷を見過ごして箱詰めしてしまい、青カビが広がるケースもある。多少の傷があっても腐りにくくなる装置があれば重宝する」と話し、実用化に期待を込める。

輸出強化へ後押し

 研究所は、将来的には海外輸出の後押しも狙う。

 和歌山県では5年ほど前から東南アジアを中心に海外輸出を強化。県農業協同組合連合会によると、平成30年産の海外出荷は約75トンだったが、令和元年産以降は当面、年約180トンを目標に掲げる。輸出先も、現在はマレーシアとシンガポールの量販店向けが主だが、将来的には米国やカナダへの販路拡大も目指している。

 海外の販路拡大では、船舶や航空機で輸送中の腐敗を抑えるのが課題だが、今回性能を実証した新装置があれば弾みが付きそうだ。和歌山県の担当者は「甘みと酸味のバランスが絶妙な和歌山ミカンが品質を保ったまま海外でも消費されれば、県の農産物全体のアピールにもつながる」と話している。

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