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「ヘルプマーク」元普及大使の田中さん 三重県が感謝状

ヘルプマーク普及に多大な貢献をしたとして感謝状を贈る鈴木英敬・三重県知事(右)と田中麻莉絵さん=三重県庁
ヘルプマーク普及に多大な貢献をしたとして感謝状を贈る鈴木英敬・三重県知事(右)と田中麻莉絵さん=三重県庁
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 外見では分かりづらい障害者を配慮する「ヘルプマーク」の普及大使(アンバサダー)として活動してきた三重県四日市市の田中(旧姓・小崎)麻莉絵さん(36)に対し同県は、普及に対し大きな貢献をしたとして感謝状を贈呈した。

 ヘルプマークは赤地に白い十字とハートマークがデザインされたストラップやカード。内蔵疾患や妊婦など他人には分かりづらい障害や病気を持つ人がカバンなどにつけて示し、立っているのが辛(つら)い電車内などで優先的にいすに座ってもらう。

 県によると平成24年から東京都などが提唱を始め、現在、全国47都道府県でカードやストラップを配布している。県では昨年2月から簡易製の紙製のカードとストラップをつくり、カードは1万2500枚を印刷しうち7200枚を配布。ストラップは1万3千個製造しうち9500個を配布した。

 田中さんは四日市市在住で平成26年に骨髄異形性症候群という難病を発症し、余命5年の告知を受けた。発症後の日常生活で電車などで辛さのあまり座っていると、高齢者から「若いくせに座るな」などと非難されたことから、ヘルプマークの普及に取り組みだした。

 県では平成30年2月に田中さんに普及大使になってもらい、以後、街頭での普及活動や講演会、テレビ出演などで普及に貢献してもらった。鈴木英敬知事は「田中さんのおかげで、飛躍的に普及した」と評価。

 一方で田中さんは外出できないほどの体調不良に陥り、「活動を継続できない」として今年3月に普及大使を辞任。県としては多大な貢献に対し感謝状を贈ることにした。

 贈呈式で鈴木知事は「行政では発想できない普及方法を田中さんに教えてもらうなど、貢献に感謝します」と祝辞。田中さんは「これからも体調と相談しながら、普及活動に携わりたい」と返答。田中さんはその後、体調を持ち直し、今年8月に宣告された余命5年をクリア。「今後もがんばって、ヘルプマークをPRしたい」と元気に話していた。

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