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簡易宿所にインバウンド 「労働者の街」新今宮に変化の波

 取り組みを後押しするのが、12年後に新今宮駅から北梅田駅(仮称、北区)までを結ぶなにわ筋線の計画だ。同線はJR西と南海が共同で敷設し、開通すれば新大阪から梅田、新今宮を経由して関西国際空港まで直通運転が可能になる。

 南海にとって「わが社の路線が初めて国土軸(日本を東西で結ぶ新幹線)につながる」(矢野氏)と意気込むほどのチャンス。新今宮は中核駅に位置づけられている。

「愛着持てる街に」

 ただ現在のにぎわいの背景には、不動産の安さに着目した中国人投資家らが、飲食店や民泊施設を次々にオープンさせている事情もある。こうした動きに、地元の商工関係者からは反発の声も上がっている。

 大阪市は「(労働者ら)多様な人々を受け入れてきた地域の特性も残さねばならない」(三代満・西成区役所総合企画担当課長)との立場だ。急速な開発が地価高騰などを招き、既存の住民や利用者に不利益を与えることを警戒する。そのため、まちづくり推進協議会には「人々が新今宮に愛着を持てるような発展をぜひリードしてほしい」(三代氏)と期待している。

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