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兵庫・神鍋高原に手作り足湯 かやぶき屋根の下で

お披露目会で足湯を楽しむ参加者
お披露目会で足湯を楽しむ参加者
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 神鍋高原(兵庫県豊岡市日高町)にある名色地区で、かやぶき屋根の足湯がお披露目された。NPO法人「かんなべ自然学校」を主宰する前田敦司さん(35)と妻の由香里さん(44)が友人らと手作りで仕上げた。放置竹を燃料にした自慢の足湯で、季節を感じながら湯を楽しめる。

 前田さんは日高町出身。内装会社の東京支店に勤務していた平成23年に東日本大震災が発生し、「首都直下地震が心配になった」として同年に家族とともにUターンした。

 「地元で自然ガイドをやりたい」と、神鍋観光協会のジオパークガイドに参加。島根県で自然学校を立ち上げた友人を手伝い、自然学校のノウハウを学んで25年、NPOを設立した。現在は山陰海岸ジオパーク公認ガイドとして小学生らの野外活動を指導し、由香里さんも活動のプログラムなどを企画している。

 足湯は「自然の中で湯を楽しんでもらおう」と計画。友人らの協力も得て、NPO施設の隣に昨年9月から約3カ月かけ、「露天足湯」(縦約4メートル、横約3メートル)を建てた。一度に10人が利用でき、浴槽に現場から出土した自然石を利用。かやぶき屋根は友人の職人が手がけ、前田さんは「材料費はほぼゼロ」と話す。

 湯をわかすロケットストーブの設置や受け入れ準備などで、完成から約1年遅れの11月26日にお披露目会を開催し、約30人が参加した。同市竹野町の団体職員、舩野早苗さん(50)は「神鍋高原の足湯に入りたかった」と笑顔。お披露目会は「サツマイモ持参」が参加条件で、参加者は足湯そばのたき火で焼きイモをほおばり、晩秋の高原を満喫していた。

 前田さんは「足湯が交流の場になり、参加者には季節を感じてもらえてよかった」と話した。神鍋高原はこれから降雪シーズンを迎えるため、足湯の再開は来春を予定している。

 利用の問い合わせは「かんなべ自然学校」(0796・20・3541)。

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