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「真田丸」ブーム去り、幸村の里は今…

高野下駅の駅舎ホテル=和歌山県九度山町
高野下駅の駅舎ホテル=和歌山県九度山町
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 南海電鉄は昨年9月、沿線の活性化を目的に、古民家などを改修した宿泊施設を手がけた実績のある兵庫県丹波篠山市の会社「NOTE」と包括連携協定を締結し、駅舎などの利活用に乗り出した。駅舎ホテルとおむすび店は、その第1弾にあたる。

 九度山町は、関ケ原の戦いで西軍側に味方したため、父・昌幸とともに高野山を経て蟄居(ちっきょ)を余儀なくされた幸村が「大坂の陣」前まで暮らしていた地。幸村を主人公にした「真田丸」が放送された平成28年には、前年の倍以上の約177万人が訪れ、週末には道の駅などの駐車場が満車になり、幹線道路が渋滞するにぎわいをみせた。

 しかし放送が終わると次第に沈静化し、観光客は減少。過疎化も進み、国勢調査によると、町の人口は昭和60年の7395人から平成27年には4377人まで減少。地域の活性化が課題となっている。

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 NOTEの藤原岳史社長は、今回の駅舎ホテルやおにぎり店のような集客施設を他の駅でも展開していく可能性を示唆。「山麓の駅を通過するだけでなく、降りては回って、降りては回って-という感じで住民と会話してもらうような仕組みを作りたかった。この沿線が駅を中心にそうした形でにぎわえば」と話している。

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