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犯行の自動小銃、米軍用と酷似 神戸山口組幹部射殺事件

 兵庫県警の調べでは、古川幹部は尼崎市内の路上で至近距離から頭や腹などに少なくとも十数発の実弾を受けたとみられ、ほぼ即死状態だった。

 県警は今後、自動小銃の入手ルートの解明も進めるとみられるが、反社会的勢力に詳しいノンフィクション作家、溝口敦さんは、暴力団が銃器を海外から密輸するケースがあると指摘。「組員が闇ルートをたどって直接海外に買い付けに行くこともある。抗争を念頭に海外で大量の銃器を買い付け、貨物船で国内に運び込むことがある」という。

 かつては拳銃「トカレフ」や自動小銃「AK47」(通称カラシニコフ)といった旧ソ連を中心とした共産圏諸国の銃器が国内に密輸され犯行に用いられた。だが、近年は米軍が駐留するなど米国と結びつきの強いアフガニスタンやフィリピンの闇組織が暴力団の買い付け先とされる。溝口さんは「現地では米軍の自動小銃の模造品が製造されている。連射機能や命中率の高さが暴力団の間で重宝されている」と説明する。

 朝比奈容疑者は山口組直系「竹中組」の幹部だったが、山口組で取り扱いが禁じられている覚醒剤に手を染めたとして、平成30年12月に「破門処分」を受けたとされる。竹中組は山口組4代目組長の出身母体。28年9月には兵庫県姫路市内の「武器庫」に拳銃5丁や散弾銃1丁などを隠し持っていたとして、組長らが銃刀法違反などで逮捕されている。

 朝比奈容疑者は調べに対し「全部1人でやった。古川に30発ぐらい撃った」などと供述しているが、兵庫県警は今後、組側が組織的に関与した可能性も含めて捜査する。

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