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【脳を知る】片頭痛と緊張型頭痛~特徴的な症状に注意

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 女子高校生の患者さんが両親に連れられて受診しました。連れてこられたことがいかにも不満な様子でふてくされ、自分からは何もしゃべりたくないといった感じです。代わりに両親が交互に病状を訴えます。

 「この子はしょっちゅう頭痛があり困っています。その度に学校も休みます。私たちは気持ちの問題だと思っており、いつも励ましたり、叱ったりしていますが、いっこうに治りません」と両親は子供を非難するような様子です。

 詳しく経過を聞くと「小学生の頃から頭痛がはじまり、小児科でずっと診てもらっていました。一度大きな病院でMRI(磁気共鳴画像装置)を受けたことがありますが、何も異常がないといわれ、主治医も原因がわからず、頭痛のたびに何か点滴を受けていましたがいっこうに治りません。昨日からまた頭痛で学校を休んでいます。最近は好きなソフトボールもやめたいといいますし、どうしたらいいでしょう?」。

 ずっと黙って横を向いている患者さんに頭痛について聞いてみました。ぽつぽつと答えるその中に、「吐き気がすることもあり、吐いたこともある」「頭痛が起こる前に15分間くらい目の前にチカチカと光が見える」という非常に重要な症状があったので、これはと思いさらに詳しく聞きました。

 「月に2回ほど、学校に行けないくらい強い頭痛が起こり、吐き気もある。一晩寝るとだいたい治まる。そのほかに軽い頭痛が2、3日続くこともある。この軽い頭痛はよく起こるが学校を休むほどではないし吐き気もない。これら2つの頭痛は性質が違う」といった内容でした。

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