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古都で縁深い人々、心待ちに…両陛下26日から奈良京都ご訪問

伊勢神宮参拝を終え、近鉄宇治山田駅で見送りを受けられる天皇、皇后両陛下=23日午後、三重県伊勢市(代表撮影)
伊勢神宮参拝を終え、近鉄宇治山田駅で見送りを受けられる天皇、皇后両陛下=23日午後、三重県伊勢市(代表撮影)

 皇位継承に伴う一連の国事行為「即位の礼」と、一世一度の重要祭祀「大嘗祭(だいじょうさい)」を終えた天皇、皇后両陛下が26日から28日にかけて奈良と京都を訪問、奈良県橿原市の神武天皇陵、京都市の孝明天皇陵と明治天皇陵で、即位を報告する「親謁の儀」に臨まれる。皇室と縁深い2つの古都の関係者は、即位後初のご訪問を心待ちにしている。

「自然に深いご理解、敬服」皇太子時代の奈良・大峯連峰登山随行者

 170回以上の登山経験を持つ天皇陛下は、皇太子時代の平成2年6月、奈良県の大峯連峰を登られた。同県天川村の助役だった当時、案内役を務めた桝谷豊文さん(85)は「修験道の文化や高山植物などの自然に強い関心を示されていた」と振り返る。

 3日間にわたり、標高1719メートルの大峰山(山上ケ岳)や1915メートルで近畿最高峰の八経ケ岳などの大峯奥駈道(おくがけみち)を歩かれた陛下。大峯奥駈道は、修験道の開祖としてあがめられる役行者(えんのぎょうじゃ)が修行場として開いたとされる。桝谷さんは、行場で陛下に「表の行場はこれで終わりです」と伝えると、「裏もあるのですか」と関心を示されたことが印象に残っているという。

 行者の格好をした登山者とすれ違った際には、その姿をカメラで撮られていた。山に対して強い好奇心を示された一方、「随行者らへの気遣いはたいへんこまやかだった」と話す。

 天皇陛下は、日本山岳会が平成28年9月に発行した機関誌「山岳」に「歴史と信仰の山を訪ねて」と題したエッセーをご寄稿。このときの裏行場での体験などに触れ、「修験の山についての理解をさらに深めることができたように思う」と述べられている。

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