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【虎番疾風録第3章】(80)巨人コーチ不謹慎発言「山口組…飯を…」

 「青田騒動」は年を越した。沈静化どころかますます炎上の予感。

 昭和55(1980)年1月9日、巨人の長谷川代表は東京・銀座のセ・リーグ事務所を訪れ、鈴木会長に報告書を提出した。

 (1)野球賭博とは無関係。

 (2)組長との交流は野球を離れたものであり、現在は疎遠になっている。

 (3)ハンデ師の疑惑は事実無根。

 だが、事態はそれどころではなくなっていた。報告書提出の2日前、7日に発売された「サンデー毎日」に『衝撃のスクープ』第2弾が掲載されたのである。その内容は-。

 --青田さんは田岡さん(山口組三代目)をご存知ですか

 青田「知ってるよ。22年ごろに飯を食わせてもろた」

 --ヤクザとのつき合いをどう考えます

 青田「ヤクザちゅうもん、なんで悪いんや? われわれがヤクザに会うた。『あ、こんにちは』『どないや、元気か?』。その時、『おう、飯でも食わんか?』と言われ『それじゃ、いただきます』と言うてなぜ悪いんや? いやや言うたらぶん殴られるで」

 --ということは青田さん、最近、一緒に飯を食べたんですか

 青田「そうじゃない、バカ! 王や長嶋にしても…そや、たとえば山本浩二が広島で共政会(指定暴力団)の連中にどこかで会うたとするわな。『おい、浩二、こっちへ来て一緒にメシ食わんか』と言われて「いや、オレはいりません』とは、よう言わんと思うんや」

 いやはや、脇が甘いというか、週刊誌の取材に対する警戒心の欠片(かけら)もない。

 鈴木会長は怒った。

 「青田君が雑誌のなかで“たとえ話”とはいえ、他球団の選手の名前を挙げてうんぬんしているのは、不謹慎もはなはだしい。野球賭博に関する疑惑は晴れても、この言動は許されない」

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