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【教育はいま】先生の先生はEXILE、ダンス授業に一役 大阪・松原

小中学校の教諭らに新作ダンスを指導するUSAさん(手前)=今年7月、大阪府松原市
小中学校の教諭らに新作ダンスを指導するUSAさん(手前)=今年7月、大阪府松原市
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 ダンス・ボーカルグループ「EXILE(エグザイル)」のUSA(ウサ)さん=本名・宇佐美吉啓(よしひろ)さん(42)=が今年、大阪府松原市の中学校教諭らにダンスを指導した。中学の体育でダンスが必修化されて7年が過ぎたが、自信を持って教えられる体育教諭がいまだに少ないことから、“先生の先生”として招かれた。プロのアーティストに頼むのは全国でも数例しかないという。(藤崎真生)

 「右足を前にクロスします。そうして体を左側に回そうとすると、自然に足も前に回ろうとします」

 今年7月、松原市内でUSAさんは複雑な動きをわかりやすく説明しながら体育教諭らを指導した。地域ゆかりの河内音頭から着想を得て振り付けた「ダンス体操-松原市Ver.-」。研修は約50分間だったが、激しい動きの連続に参加した教諭ら約50人はあっという間に汗だくになった。研修を終えたUSAさんは「のみ込みが早く、すぐ習得してくれた。子供たちにダンスの楽しさを伝えてほしい」と期待した。

 研修は、EXILEが所属する芸能事務所の関連企業で、USAさんが最高経営責任者(CEO)を務めるダンスアース社(東京)と市が3月に連携協定を結んだことに基づいて実現。9月にはほかのインストラクターを招いて研修を行ったほか、10月にはUSAさんから直接指導を受けた教諭らが生徒約210人にダンスを教える機会もあった。

 市立松原第二中の体育教諭、小川祐子さん(35)も生徒と一緒に踊りながら、振り付けについて堂々とアドバイス。これまでは独自で練習を積んだり、教諭同士で自主的に勉強会を開くなどしてきたが、仲間らとプロに直接指導を受けるのは初めての経験で、自信につながった。

 USAさんの研修では特に「ダンスがあれば、言葉が通じなくても人とつながることができる」という話が印象的だったと振り返った小川さん。「今まで自分にはなかった視点。これからは、そうした点も含めてダンスの楽しさを生徒たちに教えていきたい」と話していた。

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