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子供の命を守れ、進む安全対策 園児死傷事故から半年

■課題も浮き彫り

 事故を受けて実施された保育園などの周辺道路の緊急点検の結果、9月末時点で国や県、市町が管理する道路を含め滋賀県内808カ所で早急な対策が必要なことが判明。大津市と滋賀県は歩道の新設や補修、交差点に車の進入を防ぐ防護柵の設置などを行う予定で、滋賀県警も「園外活動時の交通安全マニュアル」を作成するなどの安全対策を進めている。

 被害園児の家族は7日に開かれた大津市の越直美市長や滋賀県関係者らとの懇談会で、交通事故の被害者支援の充実や、交通安全に向けて地域住民と行政が連携するための条例整備などを求める提言書を提出した。

 被害園児の家族の代理人弁護士によると、家族は懇談会で、信号機の増設や子供たちを道路で見守るボランティアの数を増やすことなどを要望。越市長は懇談会後、記者団に「提言の内容を取り入れた条例を制定したい」と述べたが、課題も浮かび上がっている。

 キッズガードとして現在活動するのは元保育士の田中敦美さんだけにとどまっているのが現状。市は増員を目指しているが、田中さんは「自分の空いてる時間と園の散歩時間が合わないこともある」と明かす。

 保育の現場からも「人手不足もあり、できるだけ早くキッズガードなどのボランティアを増やしてほしい」との声があり、早急な対応が求められている。

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