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「瀧本哲史を偲ぶ会」を振り返って(下) 武田隆氏

 最後に、加藤企画編集事務所の所長、加藤晴之氏が登壇した。加藤氏は2012年、ビジネス書大賞を受賞した『僕は君たちに武器を配りたい』をはじめとして『君に友だちはいらない』『ミライの授業』など、多くの瀧本の書籍の編集担当を務めた。

加藤晴之氏
加藤晴之氏
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 瀧本の存在を知り、編集者の直感で本を執筆させたいと思った。オファーしたところ、「僕は黒子だから本は書かない」と断られたと言う。しかし、シビアな時代を生きる若い世代に危機感を募らせるようになった瀧本は、「彼らにサバイブする技術を教えたい」と思い直し、『僕は君に武器を配りたい』の執筆が始まった、と書籍誕生の舞台裏を語った。瀧本の情熱が伝わるエピソードとして、本の中に出てくる経営者やサービス開発の努力のドラマについて触れる際、自分で話ながら泣き出すシーンが多かったと紹介し、あまりに何度も泣くので、自分もその話をするときに泣くようになってしまったと笑った。瀧本は、「とにかく自分自身の体を張って努力することをいとわない人物」で、カリスマではなく、個々人が世界を変えるという信念を持っていたと振り返った。「彼は人々に武器を配ることで世界を変えようとした。編集者の自分ができることは、彼の本を配ることで世界を変えることだ」と締めくくった。

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