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エイズは治療すれば人にうつらない病気に 新常識で若者啓発

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 イベントは、そんな若者に正しい知識を身につけてもらおうと、昨年12月に初開催。2回目の今年は中学生からプロまで幅広い奏者によるジャズ演奏と、白阪さんらとプロドラム奏者、上場正俊さん(60)によるエイズ啓発トークを行う。白阪さんは「昨年も行ったが、1回では不十分。今後も続けていきたい」と力を込める。

 上場さんはエイズ啓発の趣旨に賛同し、イベントを共同企画した。エイズが流行し、感染後死亡する人が多かった1980年代に米国で過ごした上場さんは「感染するのではないかと、握手すらためらわれた。本当に恐ろしかった」と当時を振り返り、「エイズはもう尻すぼみになっていると誤解していたが、大阪では3日間に2人の割合で誰かが感染している。若者を守りたい」と話している。

■医学進歩も消えぬ偏見や差別

 エイズをめぐっては、患者や感染者への差別や偏見が根強い。エイズ研究の第一人者である国立病院機構大阪医療センターの白阪琢磨・エイズ先端医療研究部長は「治療は大きく進んでおり、感染しても早期から治療を続けていれば、人にうつす危険がなくなる」と言いきる。

 現在の治療法は、感染が確認された後、1日1錠の薬を飲み続ける。個人差はあるが、おおむね数カ月の服薬で、体内のウイルスをごく微量に抑えることが可能。その状態が半年以上続けば、性行為してもパートナーに感染しないとする報告も世界中で相次いで発表され、日本エイズ学会も3月に支持を表明した。

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