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「無理をしない介護」が漫画に 義足の理学療法士が出版

 相手の力を利用して介助を行うことを提唱し「義足の理学療法士」として知られる福辺節子さん(65)=大阪府守口市=が、「マンガでわかる無理をしない介護」(誠文堂新光社)を出版した。適切な支え方と声かけが特徴の「福辺流」は、力がない女性でも体の大きな男性を介助できると評判を集めている。「いざ介護が必要になったときに役立ててもらえれば」。そう話す福辺さんはどんな方法を編み出したのか。(小泉一敏)

 「こちらが力ずくでやってはいけません。相手が動こうとする力を引き出すのです」

 たとえば、相手に椅子から立ってもらう場合は、両手をもって腕を引き、前に誘導。重心が移動したらこちらの腕を支えにしてもらい、立ち上がるのを待つ。体を上に持ち上げようとしないことがコツだという。

 重要なのが声かけだ。特に認知症の人は、いきなり体に触れられたり、腕を引っ張られたりすると驚き、暴れてけがをする危険もある。介助の前には必ず「起きていただいていいですか」などと目を見ながら声をかけ、一呼吸置くことで、心の準備をしてもらうという。

 「きちんと声かけをすれば、相手の動きを引き出すことができる。言葉でのコミュニケーションが難しい方でも、こちらの思いは相手に届きます」と福辺さんは断言する。

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