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【ラグビーW杯】“レジェンド”が見た日本大会 レガシーを次につなげるには?

日本代表として秩父宮ラグビー場でプレーした自身の写真を前に、取材に応じる坂田好弘さん=10月18日、京都市
日本代表として秩父宮ラグビー場でプレーした自身の写真を前に、取材に応じる坂田好弘さん=10月18日、京都市

 9月の開幕から約1カ月半にわたり、各地で熱戦が繰り広げられたラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会が幕を下ろした。日本代表は初の8強入りを果たすとともに、世界の強豪の戦いぶりを目の当たりにしたその熱狂は日本におけるラグビー人気の裾野を広げた。このレガシー(遺産)を次につなげるためには何が必要か。(桑村朋 江森梓)

 「大会は大成功。にわかファンに興味を持ってもらったのも大きな成果だ」

 元日本代表の関西ラグビー協会長、坂田好弘さん(77)は、こう称賛する。大会前は「本当に盛り上がるのか」と疑う声もあったW杯だが、ふたを開ければ大盛況で決勝を迎えた。「ファンゾーンや街のパブで飲みながら試合を楽しむ観戦文化も芽生えた。この広がりが大きなレガシーだ」と喜んだ。

 期間中には、子供たちがニュージーランド代表の儀式「ハカ」のオリジナル版を披露して歓迎したり、一緒に入場した子供が選手とその国の国歌を歌ったりする場面もみられた。

 「他国では考えられない。日本人の優しさや思いやりが感じられる大会になった」。4大会連続で日本代表に選ばれた元木由記雄さん(48)は、こうした試合外での日本のおもてなし精神を評価する。

 これまでラグビー人気は決して高いとはいえなかったが、一次リーグから多くの日本人がスタンドに足を運び、訪日した外国人ファンと熱い応援を送るなど、国内は熱気に包まれた。「ここからいかにラグビーというスポーツを根付かせていくか。いいスタート地点に立てたのではないか」

 一方、こうした熱を、大会後にどう維持していくかは大きな課題だ。元日本代表の大八木淳史さん(58)は「日本代表のブランディングが必要」と説く。

 今大会、初の決勝トーナメントに進んだ日本代表。「前回大会は一部の選手が注目されがちだったが、今回は『ワンチーム』の言葉も浸透するなど、代表全体に光が当たった」と分析。

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