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【World面白】中抜き中国、殺人も格安…ヒットマン下請け“数珠つなぎ”

 しかしガシェン被告も、一旦、引き受けてはみたものの、乗り気ではなく、別のヒットマン、リン・シャンシ被告を10万元(約150万円)で雇った。

 5人目の下請けヒットマン、シャンシ被告はどうしたか。彼も怖じ気づいたが、下請けに回すことはしなかった。代わりに何をしたかというと、彼は何と、ターゲットであるモウ氏に直接、会いに行き、事情を説明。2人で大芝居を打ったのだ。

 シャンシ被告は、猿ぐつわ姿で拘束されたフリをしたモウ氏の写真を撮影。“殺害成功”とばかりに、この写真を依頼者のガシェン被告に送付。「殺害成功」の知らせは最初の依頼者のユウヒュイ被告にも伝わった。

 一件落着のはずだったが、結局ウェイ氏が警察に駆け込み、全てを暴露。首謀者のユウヒュイ被告と5人のヒットマンは全員、逮捕されてしまった…。

 判決は10月17日、南寧市(なんねいし)の人民法院(裁判所)で言い渡され、首謀者のユウヒュイ被告に懲役5年、5人のヒットマンは懲役2年から4年を宣告された。

 このヒットマンの“アウトソーシング”事件について、中国版ツイッターの「微博(ウェイボ)」といった交流サイト上では「本当の話だとは信じられない。ジョークだと思った」「何でも下請けに回すという典型的な中国ビジネス」「中国では、殺人者でさえ、仕事を下請けに回すということの本質を理解している」といった驚きの声であふれ、ネット民たちが国内の有名映画監督に向けて“この一件を映画化すべきだ”と呼びかけているという…。

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