PR

産経WEST 産経WEST

【World面白】中抜き中国、殺人も格安…ヒットマン下請け“数珠つなぎ”

神戸山口組系組関係者とみられる男性らが銃撃された現場付近 =10月10日、神戸市中央区
神戸山口組系組関係者とみられる男性らが銃撃された現場付近 =10月10日、神戸市中央区

 2015年以降、指定暴力団山口組と神戸山口組の分裂抗争は激化の一途をたどっている。兵庫県警は今年4月以降、神戸市内で発生した3件の死傷事件を両組織間の対立抗争と判断。

 今月10日には、神戸山口組系の組員2人が山口組系幹部に射殺される事件が発生。この幹部は現行犯逮捕されたが、68歳だったうえ、雑誌記者を装って犯行に及んだことから、週刊誌などが「老ヒットマン」などとセンセーショナルに報じている。

 とはいえ、世界規模で見れば、「ヒットマン」にちなんだニュースの発信源として世間を騒がせているのは日本ではなく、実は中国なのだった…。

■アウトソーシング(外部委託)極まれり

 米国CNNニュース(電子版10月22日付)や米金融経済系ニュースサイト、ビジネスインサイダー(同月25日付)などが驚きをもって報じているのだが、中国で、ヒットマンがヒットマンを雇い、その雇われたヒットマンがまたまた別のヒットマンを雇う-という具合に、ヒットマンを下請けに“アウトソーシング(外部委託)”する事例が発覚。

 現地の裁判所が、首謀者1人と雇われた5人のヒットマンの計6人(いずれも男性)に、殺人未遂の罪で最高懲役5年の判決を言い渡したのだ…。

 報道によると、舞台は中国南部の広西チワン族自治区の首府、南寧市(なんねいし)。不動産デベロッパーを営むタン・ユウヒュイ被告は2013年、同業のライバル、ウェイ・モウ氏の殺害を計画。ヒットマンとしてシー・グァンギャンを200万元(約3000万円)で雇った。

 ところが、怖(お)じ気づいたグァンギャン被告は任務を遂行せず、代わりに別のヒットマン、モ・タンシャン被告を100万元(約1500万円)で雇い、仕事を丸投げ…。

 しかしタンシャン被告も怖じ気づき、別のヒットマンであるヤン・カンシェン被告を27万元(約415万円)で雇い、殺害が成功したら、さらに50万元(約770万円)支払うと約束した。

 ところがカンシェン被告も怖くなったのか、別のヒットマン、ヤン・ガシェン被告を雇い、前払いで20万元(約300万円)、殺害が成功したら追加で50万元(約770万円)を支払うと持ちかけた。

続きを読む

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ