PR

産経WEST 産経WEST

製造番号削り横流し隠す? 高級シャンプー転売容疑で男3人逮捕 京都府警

 製造番号を削った高級シャンプーなどをインターネットで販売したとして、京都府警は31日、医薬品医療機器法違反の疑いで愛知県日進市赤池町の化粧品販売業、服部剛也容疑者(30)ら3人を逮捕した。府警によると、不正表示した化粧品販売での逮捕は全国初という。

 他に逮捕されたのは名古屋市中区の会社員、伊藤考輝(33)、同市名東区の美容室経営、松本夕一郎(35)の2容疑者。伊藤容疑者は「番号を削っていたことは知らなかった」と否認。他の2人は認めている。シャンプーは美容室限定販売で、美容室を経営する松本容疑者が横流しし、ネットで通常より安く販売していたとみられる。府警は横流しを隠すため製造番号を削っていたとみている。

 逮捕容疑は6月24~27日、化粧品メーカーが製造したシャンプーやトリートメント計5点の製造番号を削り取り、服部容疑者が運営するネットショップ経由で滋賀県栗東市の女性(40)ら3人に計約2万5300円で販売したなどとしている。

■後絶たぬ転売、ネットで横行

 正規の流通から横流しされた高級シャンプーや化粧品が、ネット通販などで販売されるケースが後を絶たない。警察やメーカーも目を光らせるが、一般人もネットで容易に転売可能な状況があり、根絶は容易ではない。

 医薬品医療機器法では、化粧品の安全性確保や健康被害が発生した際の拡大防止などのため、製造番号や成分の名称、使用上の注意などを容器や包装に記載するよう義務付けている。しかし今回の事件では、容疑者らは製造番号を削り取り、製造元のメーカーに流通ルートを特定されないよう細工していた。

 今回被害に遭った化粧品メーカーは「保管方法などに配慮し最良の状態で使ってもらうため美容室限定で販売していたが、少なくない量がネット通販やネットオークションに流れている」と説明。「製造番号が消されると、何かトラブルがあったとしても追跡のしようがなく、製品の信頼にもかかわる」と話す。

 捜査関係者は「氷山の一角で、重大な犯罪行為だと分からずに軽い気持ちでやっている人もいる。悪質なものは積極的に摘発していきたい」としている。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ