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京友禅4社、売上げ1割を三条大橋改修へ

三条大橋更新にスマホ拭きの売り上げの1割を寄付することを申し入れる「SOO」代表の日根野さん(左端)=京都市役所
三条大橋更新にスマホ拭きの売り上げの1割を寄付することを申し入れる「SOO」代表の日根野さん(左端)=京都市役所

 着物「京友禅」の製造メーカー4社でつくる共同ブランド「SOO(ソマル)」は手染め絹のスマートフォン拭き商品「おふきmini(ミニ)」の新商品を11月から京都市内限定で発売すると発表した。新商品には三条大橋がデザインされており、売り上げの1割(約22万円)は老朽化が進んだ三条大橋の更新費用の一部に充ててもらおうと、京都市に寄付する方針。

 SOOは京友禅の若手経営者らが京友禅の素晴らしさを知ってもらおうと、新たに立ち上げたブランドで、メガネやスマートフォン、タブレット端末などの汚れを拭き取る「おふき」商品が新たな京土産の商品として人気を集めている。

今回新しい三条大橋柄の「おふきmini」(税抜き750円)は全24色で、限定3千枚を販売。11月1日から京都市内のコンビニエンスストア「セブン-イレブン」約230店舗で販売する。

 京都市役所を訪問したSOOの日根野孝司代表=日根野勝治郎商店(京都市上京区)社長=らメンバーは、京都市が昨年から募る三条大橋の更新費用の一部にあてる寄付金があまり集まっていない点に触れ、日根野代表が「三条大橋の欄干が木製の橋のままであってほしい。市民として何かお役に立ちたい」と申し出た。門川大作市長は「ありがたい話。ヒノキの木の確保が大変で、早く更新方針を固めたい」と応じた。

 京都市によると、東海道の西の起点で知られる三条大橋が最後に大規模改修されたのは、今から45年前の昭和49年。木製の欄干が長年の風雨の影響で老朽化が進み、近いうちに改修工事が必要としている。更新費用は約4億円の見通しで、うち約1億円はふるさと納税などの寄付でまかなう考えだが、約2千万円程度しか集まっていないという。

 日根野代表は「われわれの寄付額は微々たるものだが、三条大橋の更新費用が足りないことを広く知っていただく機会になれば」としている。(西川博明)

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