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病院のマスクや注射器をICタグで一括管理 帝人など開発

スキャニング用のスマートフォンで医療材料の棚卸し作業も短時間で可能に。バーコードを一つずつ読み取っていた作業量が大幅に軽減される=23日、大阪市北区(田村慶子撮影)
スキャニング用のスマートフォンで医療材料の棚卸し作業も短時間で可能に。バーコードを一つずつ読み取っていた作業量が大幅に軽減される=23日、大阪市北区(田村慶子撮影)
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 帝人と医療機器販売の小西医療器(大阪市中央区)は23日、ICタグを活用し、マスクや注射器など医療材料の在庫や仕入れを一括管理する日本初のシステムを共同開発したと発表した。北野病院(同市北区)が本格導入した。

 このシステムでは、院内に保管されている医療材料に、種類や製造時期、使用期限などの情報を入力したICタグカードを貼付。医師や看護師が使用済み物品のカードを専用ボックスに入れると、瞬時にデータが読み取られ、使った時刻や数量などを患者ごとに一括管理できる。

 データはインターネットを通じて小西医療器の物流倉庫と結ばれ、補充が必要な医療材料を自動で発注する。

 棚卸し作業も効率化される。従来はバーコードを1つずつ読み込んだが、新システムはスキャン用のスマートフォンを棚にかざしてICタグの情報を読み取ることで、瞬時に完了する。

 品切れを防ごうと多めに発注する無駄を減らせるうえ、使用期限の迫った物品を把握し、需要のある現場に融通することもできる。

 北野病院は7月に新システムを導入。8月から部分運用を始め、本格導入に踏み切った。

 これまでICタグは医療現場で、院内の医療機器の所在把握などに使われていたが、マスクや注射器といった消耗品を一括管理するシステムは国内で初めて。今後は薬剤管理への応用も検討するという。

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