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【京アニ事件3カ月】生存者の多くが2階ベランダから 3階窓から避難も 

記者会見に臨む(左から)八田英明・京都アニメーション社長、高島龍平・同総務室長、桶田大介・代理人弁護士=18日午後2時7分、京都市下京区の京都経済センター(鳥越瑞絵撮影)
記者会見に臨む(左から)八田英明・京都アニメーション社長、高島龍平・同総務室長、桶田大介・代理人弁護士=18日午後2時7分、京都市下京区の京都経済センター(鳥越瑞絵撮影)

 京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」(京アニ、本社・京都府宇治市)第1スタジオの放火殺人事件で、京都府警は18日、事件当時に建物内にいた生存者34人の避難経路を明らかにした。約7割にあたる25人が2階のベランダから脱出したほか、3階の窓から外壁を伝っておりた社員も1人いた。

 府警によると、発生当時に建物内には70人(1階12人、2階31人、3階27人)がいた。うち脱出できたのは34人で、1階にいた7人、2階の20人、3階の7人だった。

 ベランダからは2階の20人と3階からおりてきた5人が避難。飛び降りた人を地上にいた人がキャッチしたり、近くで作業していた人が持ってきたはしごでおりるなどしたという。1階の正面玄関や窓からは6人が避難。2階窓から2人、3階窓からも1人がそれぞれ脱出した。

 府警によると、脱出後も重いやけどや骨折で18日現在、女性4人が入院しているという。事件での犠牲者は、1階5人▽2階11人▽3階20人-の計36人。このうち1階の3人は自力で屋外に避難できたが、搬送後に亡くなっている。

 府警が殺人などの容疑で逮捕状を取得している青葉真司容疑者(41)は座った状態でのリハビリを始めるまでに回復しているが、逮捕状の執行には勾留に耐えられるとの医師の判断が前提で、逮捕の見通しは立っていない。

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