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「しつこい」関西気風、研究支えに ノーベル賞の吉野氏一問一答

 リチウムイオン電池の用途としてこれからは電気自動車が主流になり、1回の充電で長い距離を走らなければならない。電池のエネルギー密度をもっと上げることと、コストダウン。その2つが今一番大きな課題だ。

 --また日本から電池分野でのノーベル賞受賞者が出てほしいか

 電池分野で次のノーベル化学賞が出るのは19年後の2038年だと、もう決まっている(笑)。福井先生のノーベル化学賞は1981年。その後、リチウムイオン電池の研究開発の発端になったポリアセチレンは白川英樹・筑波大名誉教授が発見し、2000年にノーベル化学賞。ポリアセチレンをスタートポイントとして現在のリチウムイオン電池が生まれ、2019年に私が頂くこととなった。19年インターバルだ。同じような法則に従えば、次回、電池関係では2038年にノーベル化学賞を取るだろう。日本で、リチウムイオン電池をさらに改良し、地球環境問題を解決する技術が開発されることに期待する。

 --若い世代へのメッセージとして「挑戦!」を挙げた

 最近の若い人はリスクを避け、冒険したがらない。失敗したら絶対に同じ過ちは繰り返さない。失敗を何度も何度も繰り返していれば、どこかで成功する。絶対失敗をしないと、逆に損だ。失敗を恐れて、無難に過ごしていれば、何も生まれてこない。ただ、失敗の連続は気持ちがめげるから、たまには柔軟性でそこをカバーしてほしい。

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