PR

産経WEST 産経WEST

「しつこい」関西気風、研究支えに ノーベル賞の吉野氏一問一答

ノーベル化学賞の受賞が決まった吉野彰氏が技術研究組合リチウムイオン電池材料評価研究センター(LIBTEC)理事長として会見。花束を受け取り笑顔の吉野氏=16日午前、大阪府池田市の産業技術総合研究所関西センター(前川純一郎撮影)
ノーベル化学賞の受賞が決まった吉野彰氏が技術研究組合リチウムイオン電池材料評価研究センター(LIBTEC)理事長として会見。花束を受け取り笑顔の吉野氏=16日午前、大阪府池田市の産業技術総合研究所関西センター(前川純一郎撮影)

 ノーベル化学賞の受賞が決まった旭化成名誉フェローの吉野彰(あきら)さん(71)は16日、出身地の関西を受賞決定後、初めて訪問。理事長を務める技術研究組合リチウムイオン電池材料評価研究センター(大阪府池田市)で産経新聞のインタビューに応じ、自身の研究人生を支えた関西人としての気風や、次世代リチウムイオン電池の開発への期待感などを語った。詳細は以下の通り。

 --ノーベル賞受賞決定から1週間たつが、改めて今の気持ちは

 最初に9日に(受賞決定の)連絡を受け、それから3日間は正直あまり実感がなかった。土日はゆっくり休み、街の中に1人で出たのが月曜の朝。電車に乗って握手を求められたりするうちに、実感がわいてきた。同時に重圧感のようなものを感じている。とはいえまだまだ気楽なものだが。

 --重圧感とは

 責任感なのかな。私の一言の重さが今までとまるっきり違うなと感じている。

 --関西で生まれ育った。自身の研究人生に影響した関西人の気質とは

 大阪人の気質の一つに「しつこい」というのがある。剛直さ、がんこ。いわゆる堅さ。一方で、逆の意味もある。腰の低い柔らかさ。柔軟性。研究だけでなく全ての人にとってそうだが、バランスが大事。堅さだけじゃ割れちゃうし、柔らかさだけだったら何もならない。

続きを読む

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ