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台風19号 和歌山でも堤防破損など 被災地・栃木に先遣隊

台風19号の高波で破損した和歌山県串本町の動鳴気漁港の堤防=12日午前(町提供)
台風19号の高波で破損した和歌山県串本町の動鳴気漁港の堤防=12日午前(町提供)

 東日本を中心に甚大な被害が出た台風19号で、和歌山県内でも堤防が損壊するなどの被害が確認された。農作物への影響は比較的軽微だった。和歌山県は15日、関西広域連合の取り決めに基づき、被災地の栃木県に支援の先遣隊を派遣した。今後、必要に応じて追加派遣も検討していく。

 和歌山県のまとめによると、台風19号の高波の影響で、串本町の動鳴気(どめき)漁港などで堤防が破損。高波が打ち付けて建物のシャッターが壊れる被害も確認された。串本町の国道42号では約15メートルにわたり路面が陥没し、一時通行止めとなった。田辺市や那智勝浦町を中心に1800軒以上で一時停電が発生した。

 農林漁業でも被害があった。県によると、被害額は13日時点の集計で約5500万円。うち農産物は約500万円で、大規模な被害が出た昨年よりは軽微だった。

 県内有数の柿の産地・九度山町では柿農家、海堀篤さん(36)が「被害がなくてホッとしています。これから富有柿のシーズンを迎えるので、もう台風は来ないでほしい」と話していた。

 ただ県には、これから収穫の最盛期を迎えるミカンなどで、現時点で被害額に算入されていない傷なども報告されており、担当者は「今後、販売価格の下落につながる懸念もある」と警戒している。

 和歌山県が15日、台風19号に被災した栃木県に派遣した先遣隊は職員3人。関西広域連合では大規模災害が発生した場合、加盟する府県が連携して現地支援にあたると定めており、府県ごとに派遣先を割りあてる「カウンターパート方式」に基づいて決定した。

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