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【ラグビーW杯】怪物、日本代表の顔に 姫野和樹

 同校では1年から主力として活躍。あまりのパワーに、練習メニューから選手同士のタックルが減っていったという逸話も残る。「姫野は普通の高校生がタックルしてもはね返してしまう。3人がかりじゃないと止まらなかった」

 宮地監督は、試合では型にはめず、自由にプレーさせた。求めたのは試合中に考え、プレーを選ぶ力。「将来は絶対ジャパンに入ると確信していた。あらゆる状況でチームにとってベストな判断ができる選手に育ってほしかった」。戦術眼にも磨きをかけ、チームも初めて花園の芝を踏んだ。

 恩師の思いは、大きく実を結んだ。帝京大、トップリーグ・トヨタ自動車とキャリアを重ね、今回のW杯で一躍、日本代表の顔となった。「なんだか教え子という感覚で見られなくなってしまった」と笑う宮地監督は「世界を相手にしても、ボールを持って前に出られる。どれだけ成長するか楽しみ」と語る。

 4試合連続で先発に名を連ねて臨む13日の歴史的大一番。恩師のエールを胸に走る背番号8が、日本ラグビーの歴史を塗り替える。

 ■姫野和樹(ひめの・かずき) 平成6年生まれ、トヨタ自動車所属。W杯は今回が初出場。ポジションは、スクラムの最後尾に位置しパワーと突破力が求められるナンバーエイト。187センチ、108キロ。

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