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【ラグビーW杯】怪物、日本代表の顔に 姫野和樹

サモア戦の前半、突進する姫野和樹=5日、豊田スタジアム(蔵賢斗撮影)
サモア戦の前半、突進する姫野和樹=5日、豊田スタジアム(蔵賢斗撮影)

 8強入りへ向け、13日にスコットランドとの大一番を迎えるラグビー・ワールドカップ(W杯)日本代表。海外選手にひけを取らない力強い走りで、攻守の中心となっているのが姫野和樹(25)だ。体格、パワー、ラグビーへの熱意-。すべてが規格外だった少年は、初出場の舞台で日本代表の中心まで駆け上がった。持ち前の突破力で、決勝トーナメントへの切符をつかみ取る。(鈴木俊輔)

 今月5日、地元の愛知・豊田スタジアムで行われたサモア戦。大観衆の「姫野コール」に後押しされるように攻守に輝きを放った。W杯初トライを奪い、サモアの強烈な圧力に押し込まれた場面では、立ったままで相手のボールを奪う「ジャッカル」で、チームの窮地を救った。

 名古屋市出身。中学校でラグビーを始め、すぐに“異次元”の存在となった。身長180センチ超の中学生離れした体格に、力強く躍動感のある身のこなし。ボールを持って走り出すと、誰にも止められなかった。

 県内にその名をとどろかせた“怪物”は、花園出場がなかった春日丘(はるひがおか)高(現・中部大春日丘高)に進学した。現在は県内随一の強豪となったが、当時は県予選の壁を越えられない無名校。強豪に勝とうと、宮地真監督(54)のもと、ボールを積極的に動かすラグビーを展開していた。そのスタイルにひかれ、自ら春日丘を選んだ。宮地監督は「普通は花園の出場回数や校名で高校を選ぶ。中学生ながらすでにどんなラグビーをやりたいかを考えていた」と振り返る。

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