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ゲームで市場経済学ぼう 公取委、和歌山市の中学校で出前授業

公正取引委員会が中学生を対象に開いた出前授業=和歌山市の和歌山県立桐蔭中
公正取引委員会が中学生を対象に開いた出前授業=和歌山市の和歌山県立桐蔭中

 独占禁止法を運用している公正取引委員会の近畿中国四国事務所(大阪市)は10日、和歌山市吹上の和歌山県立桐蔭中学校で、市場経済や自由競争の意義を理解してもらう出前授業を開いた。3年生約80人がゲームなどを通じ、消費者の利益を守る必要性を学習した。

 公正取引委員会が、地方事務所などのない都市で開催している「一日公正取引委員会」のイベント。

 出前授業では、企業が携帯電話を売るため必要な値引きなどのサービスを考えるため、生徒たちが売り手と買い手に分かれたシミュレーションゲームに参加した。

 売り手は3つの販売店に分かれ、「2年間修理費無料」「通話無料」などのサービス内容が書かれた「競争カード」を2種類選び、買い手に提案。「2年契約なら1万円引き、さらに当社は月額200円引きで他よりお得ですよ」などと呼びかけた。これに対し、買い手は「通信データ量は必要」「やっぱり安い方が良い」などと話し合い、購入する販売店を選んでいた。

 また、携帯電話の販売店3店が談合し、本体価格を一律10万円に引き上げたとする想定で、企業への立ち入り検査や事情聴取なども模擬体験。価格競争による買い手側のメリットを学習した。

 藤木志保さん(15)は「売れるサービスを考えるのは難しかったが、自由競争の大切さがよく分かった」と話していた。

 近畿中国四国事務所の担当者は「この機会に、公正取引委員会の業務内容やルールにのっとった企業間競争の必要性などについて理解を深めてもらえれば」と話していた。

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