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「坂の上の雲」にも登場 海軍中佐広瀬武夫、戦死前の手紙発見

広瀬武夫中佐の戦死前の手紙と昭和10年の新聞記事
広瀬武夫中佐の戦死前の手紙と昭和10年の新聞記事

 日露戦争の「軍神」として知られ、小説「坂の上の雲」にも登場した海軍中佐、広瀬武夫(1868~1904年)が戦死前、幼なじみで京都・東寺の執事だった松永昇道に宛てた手紙が見つかったと、司馬遼太郎記念館(大阪府東大阪市)が11日、発表した。明治37年3月7日付で、20日後に戦死した広瀬の最晩年の様子を知る貴重な資料といえる。

 手紙は、松永が広瀬に贈ったお守りに対する礼状。流麗な毛筆で、日露戦争の旅順港閉塞(へいそく)作戦の様子を伝え「一隻分トシハ報國丸ノ働ハ慥ニ其目的ヲ遂ゲント自信罷在候(一隻分の働きとしてはその目的を遂げた自信がある)」などとつづり、お守りへの感謝を述べている。

 手紙はその後、行方不明になるが、大正9年頃に京都市の医師が古美術店で入手し、松永に渡そうとした。しかし松永は和歌を添え保管を託したという。その経緯を昭和10年に「京都日出新聞」と「文化時報」が報道。その後再び詳しい所在がわからなくなったが今年6月、東京の古書店で、新聞記事とともに見つかり同館が入手した。

 手紙は、29日から始まる企画展「『坂の上の雲』に見る武人の教養」で展示される。来年4月19日まで。

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