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【鬼筆のスポ魂】藤浪はどこで投げているのか

八回から登板した藤浪晋太郎(西都)
八回から登板した藤浪晋太郎(西都)

 投げる舞台が違うんじゃあないか-。そんな声が阪神球団の内外から聞こえてきた。

 シーズン終盤の破竹の6連勝、クライマックスシリーズ(CS)のファーストステージでは2位のDeNAを敵地で2勝1敗で破ってファイナルステージ進出。そしてリーグ優勝の巨人と戦った第1戦(9日、東京ドーム)の先発は今季8試合に登板して1勝1敗、防御率4・02のプロ4年目右腕、望月惇志(22)だった。相手先発は最多勝など3冠の山口俊(32)。翌日の10日、ファイナルの舞台とは遠く離れたフェニックスリーグのヤクルト戦(宮崎・西都)で8回からリリーフ登板したのが藤浪晋太郎(25)。1回2安打無失点で抑えた。

 投げる舞台が違うぞ…というのは、この2人の投手のことだ。阪神のファイナル進出が決まった直後、阪神OBからは巨人戦初戦の先発を「藤浪でいけば面白い」という声が出ていた。

 「本来なら西が初戦先発だけど、けがで無理。メッセンジャーも引退してしまった。投げさせる投手がいないから将来への経験を積ませる意味で望月先発…。でも、ファイナル初戦という大事な試合に望月? それなら無理を承知で藤浪を登板させて右打者の内角を突かせたら面白い。巨人の打者は腰を引き、後遺症が第2戦以降に残るぞ」

 チームのエース、西勇輝(28)は5日のファーストステージ、DeNA戦の初戦に先発したが、初回に左足に打球を受けて負傷降板。ファイナル初戦の登板は体調的に難しく、同じくDeNA戦で先発した高橋遥人(23)、青柳晃洋(25)も登板間隔の問題で初戦先発は無理。大事な初戦なのに投げさせられる投手がいない…。白羽の矢が立ったのが将来性を考慮した望月だった。結果は2回5失点で敗戦。シーズン終盤からのチームの勢いがその瞬間、そがれてしまった。

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