PR

産経WEST 産経WEST

英国の「救国の英雄」スピットファイア戦闘機が名古屋に飛来 特別14日まで公開

愛知県営名古屋空港に着陸するスピットファイア =10日午後(岡田敏彦撮影)
愛知県営名古屋空港に着陸するスピットファイア =10日午後(岡田敏彦撮影)
その他の写真を見る(4/4枚)

 スピットファイアはエンジンにも恵まれ、大戦初期はV型12気筒約1000馬力のロールロイス社マーリンエンジンを、後期には1800馬力の同社グリフォンエンジンを搭載。マーリンエンジンはその優秀さから米国でライセンス生産され(パッカード・マーリン)、P-51マスタング戦闘機などに搭載されるほどで、第二次大戦の推移を変えたエンジンともいえる。今回、飛来したのはスピットファイアのマーク9型で、2段2速過給器(スーパーチャージャー)を導入した改良型のマーリンエンジンを搭載している。

 英国首相のチャーチルはバトル・オブ・ブリテン(1940年7月10日~)の直前に国民の徹底抗戦を呼びかける。特に1940年7月4日の演説は英国民を奮い立たせた。

 「我々はまず空で戦う。この島国(英国)を守るのだ。どんな犠牲を払おうとも。我々は岸辺で闘う。(敵の空挺部隊の)着地点で闘う。野原で、街路で、あの丘陵で戦うのだ。我々は決して降伏しない」。

 その「空の闘い」で勝利したのは9月19日、ドイツ空軍が被害の多さから作戦を中止した日とされるが、大勢(たいせい)が決した8月20、チャーチルは英国空軍の戦闘機搭乗員を指して英下院で後世の歴史に残る演説を行った。「人類の戦いの中で、かくも多くの人々が、かくも少数の人々から、かくも多くの恩恵をうけたことはかつてない」。スピットファイアは、チャーチルの名演説によってその歴史にいっそう輝きを増したといえる。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ