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【エンタメよもやま話】現実になる宇宙観光旅行 2030年に年1500人 12泊10億円

アポロ11号の月面着陸50周年記念行事が行われた米航空宇宙局(NASA)のケネディ宇宙センターで、自身の69歳の誕生日を祝う催しを開いた米宇宙旅行会社「ヴァージン・ギャラクティック」のリチャード・ブランソン会長=2019年7月18日、フロリダ州ケープカナベラル(AP)
アポロ11号の月面着陸50周年記念行事が行われた米航空宇宙局(NASA)のケネディ宇宙センターで、自身の69歳の誕生日を祝う催しを開いた米宇宙旅行会社「ヴァージン・ギャラクティック」のリチャード・ブランソン会長=2019年7月18日、フロリダ州ケープカナベラル(AP)
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 さて、今週ご紹介するエンターテインメントは、久々となる宇宙に関するお話です。

 産経ニュース今年5月3日付の本コラム「英のベンチャー企業がめざすロンドン~NY間1時間という夢の時代

https://www.sankei.com/west/news/190503/wst1905030002-n1.html

で、ご紹介したように、宇宙空間を移動し、ロンドンとニューヨーク間を約1時間で結ぶ極超音速機の実用化が進んでおり、海外旅行の際の移動時間もぐっと短くなりそうなのですが、同じように現実化に向けて進んでいるのが宇宙旅行です。

 この分野で激しく競い合っている企業といえば、米ネット通販大手、アマゾン・ドット・コムの創業者兼CEO、ジェフ・ペゾス氏率いる宇宙開発企業「ブルーオリジン」(2000年設立)と、米電気自動車(EV)メーカー、テスラの最高経営責任者(CEO)でも知られる米実業家、イーロン・マスク氏率いる米宇宙開発企業「スペースX」(2002年設立)、そして英複合企業体「ヴァージン・グループ」の創設者兼会長リチャード・ブランソン氏率いる米宇宙旅行会社「ヴァージン・ギャラクティック」(2004年創業)の3社ですが、いまのところ、最後発ながらヴァージンが一歩リードしているようです。

    ◇   ◇

■宇宙旅行、具体的な計画が判明

 9月10日付の米金融経済系ニュースサイト、ビジネスインサイダーなどが伝えているのですが、「ヴァージン・ギャラクティック」が2030年に、複数の商用有人宇宙船を32時間毎に飛ばし、年間約1500人に宇宙旅行を楽しんでもらうという壮大な計画を進めていることが明らかになったのです。

 ヴァージンは今年2月、パイロット2人が操縦する商用有人宇宙船「スペースシップ2」に乗客1人を乗せ、高度89・9キロメートルという、米で宇宙空間と見なされる高度での飛行に初成功したと発表。

 さらに8月には、2020年の6月までに最初の乗客(顧客)を宇宙に送り届ける計画を発表しました。宇宙旅行の時間は90分で、料金は1人あたり25万ドル(約2700万円)。2月の時点で全世界から約600人の予約を受けたといいます。

 同時にヴァージンは、米南西部ニューメキシコ州にある世界初の商用宇宙港「スペースポート・アメリカ」にある自社の豪華なラウンジスペースを公開。大理石でできたバーなどがあり、宇宙旅行を楽しむ人々はここで優雅なひとときを送るとのこと。ヴァージン側は「宇宙飛行士を経験できる一生に1度の旅に備える比類なき体験」ができるよう設計したと胸を張りました(8月16日付の米ビジネスインサイダーなど)。

(次ページ)2024年、有人宇宙船で月に…

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