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「防災安全ガラス」寄贈 和歌山・白浜の中学校に

全て防災安全ガラスに張り替えられた町立日置中の体育館=和歌山県白浜町
全て防災安全ガラスに張り替えられた町立日置中の体育館=和歌山県白浜町

 ガラスの製造・流通業界団体などでつくる「機能ガラス普及推進協議会」は10日、和歌山県白浜町日置の町立日置中学校体育館に、通常の窓ガラスよりも割れにくい「防災安全ガラス」を寄贈した。体育館では、子供らがガラスを割って性能を確かめる実験も行われた。

 防災安全ガラスは、2枚の板ガラスの間に合成樹脂の中間膜をはさんだ合わせガラス。通常の窓ガラスよりも割れにくい上、割れても破片が飛散しにくい。

 協議会は、将来的に全国の避難所に防災安全ガラスが必ず採用されることを目指し、平成29年から全国の避難所にガラスを寄贈。県内では今回が初めての寄贈となる。

 避難所でもある日置中の体育館には、計262枚(約140平方メートル)の防災安全ガラスが寄贈され、すでに全て張り替えられている。

 協議会が今年から「窓ガラスの日」としているこの日、町内のホテルで寄贈式が行われた。

 協議会の森谷茂明企画運営委員長は「防災安全ガラスは、たとえ割れても穴が開きにくいので、雨風を一定期間しのげる。国の国土強靱化政策にもかなったものだと思う」とあいさつ。井澗誠町長は「体育館は町民の避難所でもあり、今回の寄贈で大きな安心安全がはかられるので心強く、地域の人にも喜ばれる」と述べた。

 一方、体育館では小中学生70人を対象に、ガラスについての出張講座も開かれた。実際に防災安全ガラスを含む4種類のガラスをハンマーで割り、性能を比較する実験も行われ、子供らはガラスの割れ方や耐久性の違いに驚いていた。

 体験した中学2年、藤井光明さん(14)は「防災安全ガラスは強くたたいても貫通しなかった。こういうガラスがあれば、台風で石が飛んできたりしても安全だと思う」と話した。

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